知っておきたい足場の知識!吊り足場ってどんな足場?
こんにちは!
新築や改修、リフォームの際に必要不可欠な足場工事を専門としている、祐伸建設です。
本社は大阪府和泉市にあり、大阪府堺市など泉北地域をメインに関西全域で活動しています。
「吊り足場ってどんな足場?」
こういった疑問をお持ちの方が多いようです。
足場の中では目にすることが少ないかもしれません。
今回は、吊り足場とはどのような足場なのか、足場工事の知識をコラムにまとめてまいります。
ぜひ最後までご覧ください。
吊り足場の特徴
吊り足場は、名称の通り吊り下げるタイプの足場です。
吊りチェーン・パイプ・金具・作業床などを使用し、上から吊り下げる形で単管足場を設置します。
橋梁工事ではよく用いられ、またプラント・ビル建築の鉄骨組立て工事や高層ビルの吹き抜けなど大空間建築でも採用されます。
下から足場を組み立てるのが難しい場所では、非常に重宝する足場です。
他の足場は地面から上に向かって組み立てますが、地面の形状などによって設置が難しい場合、この吊り足場を設置します。
2種類の吊り足場
吊り足場には「吊り枠足場」と「吊り棚足場」の2種類あります。
吊り枠足場は、鉄骨梁に直接規制の吊り足場を懸垂する方式です。
吊り棚足場は、鉄骨梁からチェーンを吊り材として用い、鋼管・角型鋼管・丸太などを井桁状に組みます。
そこに足場板を掛け渡し、作業床とします。
吊り足場のメリット
吊り足場は高所での横方向への作業に適しています。
吊り下げられた足場のため地面の影響がなく、広範囲にわたって作業できるのは大きなメリットです。
地面から上に向かって組み立てる足場とは異なり、水平方向に組むため、移動床を設置すれば足場を増設できます。
これにより工期の短縮にもつながるのです。
また、設置には危険が伴うケースがありますが、手すりの内側での作業がほとんどなので作業員の安全性を確保できます。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。